防災の基本!知っておきたい「避難」の基礎知識

家族を守りたい
先生、「避難」って、ただ安全な場所に逃げるってことですよね?

防災研究家
うーん、ただ逃げるだけではないんだな。避難には、「災難を避ける」と「安全な場所へ行く」という二つの意味があるんだよ。

家族を守りたい
「災難を避ける」ってどういうことですか?

防災研究家
例えば、地震が来たら、まずは机の下に隠れて頭を守ったり、火災が起きたら煙を吸わないように姿勢を低くしたりするよね? あれも「災難を避ける」行動の一つなんだよ。その後で、安全な場所に移動する、つまり「避難場所」へ行くことが重要になるんだ。
避難とは。
「避難」とは、災害から身を守るため、安全な場所へ移動することです。地震や台風などの自然災害、あるいは事故や戦争といった人為的な災害によって、危険な場所や、本来の機能を果たせなくなった場所から、人や財産を安全な場所へ移動させることを指します。避難する際には、安全を確保するために、避難路と避難場所の確認が重要となります。
1. 「避難」とは何か?

「避難」とは、危険な場所から安全な場所へ移動することを指します。 災害が起きた時、自宅にとどまることが危険だと判断した場合には、ためらわずに避難することが重要です。避難には、大きく分けて「立退き避難」と「屋内安全確保」の二つがあります。
2. 避難が必要となる状況

「避難」が必要になる状況は、自然災害時だけではありません。もちろん、地震や台風、大雨など、自然災害が発生した場合は、安全確保のために避難することが重要です。しかし、それ以外にも、火災や事故、化学物質の漏洩など、私たちの身の回りで起こる様々な危険からも、避難が必要になる場合があります。
例えば、近隣で火災が発生した場合、延焼のおそれもありますし、煙や有毒ガスが発生する危険性もあります。また、交通事故や工場での爆発事故などが起きた場合も、二次災害の危険性があるため、速やかに避難することが求められます。
さらに、近年ではテロなどの危険性も叫ばれており、不審物を見つけた場合や、事件に巻き込まれそうになった場合などには、適切な判断のもと、安全な場所に避難することが重要です。
このように、「避難」が必要となる状況はさまざまであり、日頃から様々な状況を想定し、いざというときに適切な行動が取れるよう、心構えをしておくことが大切です。
3. 避難の種類とそれぞれの目的

「避難」と一言で言っても、実はいくつかの種類があります。災害の状況や、各自治体の指示によって、適切な避難行動が変わってきます。
まず、危険な場所から安全な場所へ移動することを目的とした「避難」には、「立退き避難」と「屋内安全確保」の二つがあります。「立退き避難」は、自宅や職場など普段の生活場所から、指定された避難場所や安全な場所へ移動することを指します。一方、「屋内安全確保」は、地震などですぐに屋外へ出るのが危険な場合、自宅内や職場内の安全な場所で身を守る行動です。
さらに、すでに避難している人が、より安全な場所へ移動することを「避難行動」と呼びます。「立退き避難」をした後、洪水などの危険性が高まった場合に、より高い場所にある避難場所へ移動するなどがこれにあたります。状況に応じて適切な行動をとれるよう、日頃からそれぞれの避難の種類と目的を理解しておきましょう。
4. 安全な避難のために:避難経路の確認

いざというとき、落ち着いて避難できるよう、日頃から避難経路を確認しておくことは非常に重要です。自宅や職場、よく行く場所から、指定された避難場所までの経路を把握しておきましょう。 地震や台風などの災害時には、普段使っている道が通行止めになっている可能性もあります。そのため、複数の経路を把握しておくことが大切です。また、避難経路には、危険な場所(崖崩れしやすい場所、河川の近くなど)がないかどうかも確認しておきましょう。ハザードマップを活用すると、より具体的に危険な場所を把握することができます。家族や職場の同僚と避難経路について話し合い、共有しておくことも重要です。
5. 避難場所と必要な備え

安全な場所へ避難するために、あらかじめ避難場所を確認しておくことは重要です。
避難場所は、地域によって指定されている場合がほとんどです。
市町村のホームページや防災マップで、自宅や職場、よく行く場所から近い避難場所を確認しておきましょう。
避難場所の種類には、地震発生時の揺れから身を守る「一次避難場所」と、火災などの広域災害発生時に、より安全な場所へ移動するための「二次避難場所」があります。
また、避難生活を送ることを想定し、必要なものを揃えておくことも大切です。
非常用持ち出し袋には、水や食料、懐中電灯、ラジオ、救急用品など、最低3日分の備蓄を心がけましょう。
その他、持病薬や生理用品、アレルギー対応食品など、個々の状況に合わせて必要なものを準備しておくと安心です。
避難場所はあくまでも一時的な滞在場所であることを認識し、日頃から防災意識を高め、いざというときに適切な行動をとれるように備えておきましょう。
