災害への備え

「正常性バイアス」を防ぎ、安全を確保

「正常性バイアス」とは、人は誰でも経験したことのない異常事態に遭遇した時、それを正常な範囲の出来事だと過小評価してしまう心理的な傾向のことです。たとえば、地震発生時、最初の揺れを感じても「たいしたことないだろう」と楽観的に考え、避難行動を遅らせてしまうことがあります。これは、過去の経験から「地震はすぐに収まるもの」という先入観が働き、目の前の異常事態を正常だと認識しようとするためです。
犯罪への備え

強化ガラスの誤解?!その防災性能と防犯上の注意点

透明で美しい反面、地震の揺れなどで割れることもあるガラス。実は、私たちの身の回りには、割れにくく安全性を高めた「強化ガラス」が多く使われています。例えば、マンションやオフィスの窓ガラス、自動車のサイドガラス、バス停の待合所、ショーケース、テーブルなど、枚挙にいとまがありません。デザイン性と安全性を兼ね備えているため、私たちの生活に欠かせない存在と言えるでしょう。
災害への備え

AEDを知って命を救おう!

突然の心臓発作、意識を失い倒れてしまう人が目の前にいたら…そんな時、あなたはその場に居合わせた人の命を救えるかもしれません。その鍵となるのがAEDの存在です。AEDはAutomated External Defibrillatorの略で、日本語では自動体外式除細動器と呼ばれ、心臓がけいれん状態になった際に電気ショックを与えて正常なリズムに戻すための医療機器です。心臓が正常に拍動するためには、電気信号が規則的に心臓全体に伝わっていく必要があります。しかし、心臓発作などが起こると、この電気信号が乱れてしまい、心臓がけいれんを起こした状態(心室細動)に陥ることがあります。この状態では血液を送り出すことができなくなり、放置すれば死に至る危険性があります。AEDはこの心室細動に効果を発揮します。AEDは心臓のリズムを自動的に解析し、電気ショックが必要かどうかを判断します。そして、電気ショックが必要と判断された場合にのみ、電気ショックを行うように設計されています。つまり、医療従事者でなくても、安全かつ適切に使用することができるのです。AEDは街中や駅、公共施設など、多くの場所に設置されています。いざという時に備え、AEDの設置場所を普段から確認しておくことが大切です。
災害への備え

知っておきたい「放射性固体廃棄物」

放射性固体廃棄物とは、原子力発電所や医療機関などで発生する、放射能を持つ固体の廃棄物のことを指します。主な発生源としては、原子力発電所の運転に伴い発生する使用済み燃料や、その再処理によって生じる高レベル放射性廃棄物などが挙げられます。 その他にも、医療機関における放射線治療などで使用された器具や、研究施設から排出される廃棄物なども含まれます。これらの廃棄物は、放射能レベルや性状によって分類され、適切な処理と処分が行われます。 放射能レベルが高いものほど、長期にわたって人間や環境への影響が懸念されるため、厳重な管理が必要とされます。
犯罪への備え

防犯のプロ集団!日本防犯設備協会って?

「日本防犯設備協会」という名前を耳にしたことはありますか?犯罪から暮らしを守るための、頼もしい団体なんです。 では、具体的にどんな活動をしているのでしょうか? 次の章から詳しく見ていきましょう!
犯罪への備え

企業の安心を守る「警備保障」とは?

私たちの生活の安全・安心を守る上で欠かせない「警備」。街中で警備員の姿を見かけることも多いでしょう。では、「警備保障」とは具体的にどのような業務を指し、私たちの暮らしとどのように関わっているのでしょうか。警備保障とは、人や財産を犯罪や災害から守るためのサービスです。警備会社は、警察の活動を補完する形で、民間企業や個人から依頼を受け、様々な警備業務を行います。具体的には、施設警備、交通誘導、イベント警備、身辺警護など、多岐にわたるサービスを提供しています。
犯罪への備え

親子で学ぼう!防犯絵本のススメ

子どもたちに「自分の身は自分で守る」ことの大切さを教えるために作られた絵本のことです。誘拐や不審者への対処など、さまざまな危険から身を守るための方法を、イラストやストーリーを通してわかりやすく伝えています。子どもにもわかりやすい内容なので、親子で一緒に読みながら、防犯について考えるきっかけになります。
犯罪への備え

いざという時に!110番通報の基礎知識

「110番」は、事件・事故・火災などの緊急事態が発生した際に、警察に助けを求めるための緊急通報電話番号です。24時間365日、いつでも繋がることができ、無料で利用できます。携帯電話、公衆電話、自宅の固定電話、どの電話からでもかけることができます。 身の回りで事件や事故が起きたとき、または、起きそうな気配を感じたときは、ためらわずに110番通報をしましょう。
犯罪への備え

ATM盗撮の手口と対策

ATM盗撮とは、ATMを利用する際に、後ろから覗き見たり、カメラを設置したりして、暗証番号やカード情報などを盗み取る犯罪行為です。巧妙な手口で、被害に遭っても気づかないケースも少なくありません。近年、ATMのセキュリティ向上により、従来の skimming (カード情報を盗み取る) 手口が難しくなったため、ATM盗撮による被害が増加傾向にあります。
災害への備え

防災基礎知識:加圧水型原子炉とは?

加圧水型原子炉(PWR)は、現在世界で最も多く稼働している原子炉の形式です。その仕組みは、大きく分けて「原子炉圧力容器」、「蒸気発生器」、「一次冷却材ポンプ」の3つの部分から成り立っています。まず、「原子炉圧力容器」の中で核燃料であるウランが核分裂反応を起こし、膨大な熱エネルギーを発生させます。この熱エネルギーは、「一次冷却材ポンプ」によって循環する高温高圧の水(一次冷却材)に伝えられます。次に、高温高圧になった一次冷却材は「蒸気発生器」に送られ、そこで熱交換器の役割を果たします。蒸気発生器の中で、一次冷却材の熱は二次側の水に伝わり、蒸気を発生させます。最後に、この蒸気がタービンを回し、発電機を駆動させることで電力が生み出されます。これが、加圧水型原子炉による発電の仕組みです。
犯罪から守る

意外と知らない?「特別法犯」とは

「特別法犯」。普段の生活ではあまり耳にする機会が少ない言葉かもしれません。これは、刑法以外の法律で定められた犯罪のことを指します。例えば、道路交通法違反や麻薬取締法違反などが挙げられます。
その他

知って備える!オゾンホールと私たちの生活

オゾン層は、地上から10km〜50km上空にあるオゾンの層のことです。オゾン層は、太陽からの有害な紫外線を吸収し、私たち生物を守ってくれる、いわば「地球の守り手」のような存在です。オゾンホールは、このオゾン層が薄くなってしまった場所のことを指します。オゾンホールは、特に南極上空で観測され、春先に発生し、拡大、縮小を繰り返しながら、夏には消滅するという特徴があります。
地震への備え

知って備える!異常震域の謎

地震が発生すると、震源地から同心円状に地震波が広がり、震源地に近い場所ほど揺れが大きくなるのが一般的です。しかし、実際には震源地から遠く離れた地域で、震源に近い地域よりも大きな揺れを観測することがあります。このような現象を「異常震域」と呼びます。 異常震域は、地下の複雑な構造によって地震波の伝わり方が変化することが原因だと考えられています。具体的には、プレートの形状や、地殻の厚さ、さらに堆積層の性質などが影響し、特定の地域に地震波が集中することで、強い揺れが発生すると考えられています。
災害への備え

もしもの備えに!帰宅支援マップ活用術

災害時、自宅まで公共交通機関が使えなくなってしまった場合、どのようにして帰りますか? 慣れない道を長時間歩くことは、想像以上に体力と精神力を消耗するものです。そんな時に役立つのが「帰宅支援マップ」です。帰宅支援マップとは、大規模な災害発生時に、徒歩帰宅者を支援するための情報をまとめた地図のことです。主に、地方自治体や企業などが作成・配布しています。マップには、徒歩で帰宅するためのルートや所要時間、主要な道路、避難場所や医療機関の位置、コンビニや公衆トイレなどの施設情報などが記載されています。
災害への備え

事業継続を支える!「厚生省防災業務計画」詳解

医療・福祉・保健といった国民の生活に密接に関わる分野を担う厚生労働省。その業務は国民生活の安定に直結しており、災害時においても可能な限り業務を継続し、国民の生命と安全を守ることが強く求められます。そこで策定されているのが「厚生省防災業務計画」です。これは、大規模な災害が発生した場合、厚生労働省がどの業務を優先的に継続・早期復旧させるか、そのためにどのような体制で、どのように対応するかを具体的に定めた計画です。この計画は、単なる机上の空論ではありません。過去の災害の教訓を踏まえ、実際に起こりうる事態を想定した訓練などを重ねることで、実効性を高める努力が払われています。
災害への備え

リスクコントロールで安全を確保!

「危険を冒さずして、大事業は成し遂げられない」という言葉があります。確かに、新しい挑戦にはリスクはつきものです。しかし、だからといって無謀に危険に飛び込むことが良いわけではありません。リスクコントロールとは、あらゆる活動に伴うリスクを事前に予測し、その影響を最小限に抑えるための活動を指します。
犯罪への備え

親子でつくる安心マップ!防犯マップのススメ

近年、子どもたちを狙った犯罪が後を絶ちません。大切な子どもたちを犯罪から守るためには、地域全体で防犯意識を高め、安全な環境づくりに取り組むことが重要です。そこで注目されているのが「防犯マップ」です。防犯マップとは、子どもたちが安全に通学できるよう、危険な場所や安全な場所を地図上に分かりやすく示したものです。防犯マップ作りは、単なる地図作成に留まりません。親子で一緒に地域を歩き、危険な場所や安全な場所を話し合うことで、子どもたちの防犯意識を高めるとともに、地域の安全に対する意識向上にもつながります。また、マップ作りの過程で、地域住民同士のコミュニケーションが生まれ、地域のつながりを深める良い機会となるでしょう。次章では、防犯マップの作り方について、具体的な例を挙げながら詳しく解説していきます。
災害時の行動

災害時に知っておきたい「START法」とは?

START法とは、災害現場において、限られた医療資源の中で、より多くの命を救うために、傷病者の緊急度と治療の優先順位を迅速に判断する triage(トリアージ)の手法です。STARTは Simple Triage And Rapid Treatment の略で、シンプルで迅速なトリアージと治療を意味します。1980年代にアメリカで考案され、その簡便さと効果から、現在では日本を含む世界中で広く採用されています。